まず自分がどんな状態で妊娠・流産したのかの概要を記しておきます。
年代によっても身体の状況は違ってくると思うので、あくまでも私の場合の妊娠・流産体験談だとお考えください。

私:30代半ば、妊娠は今回が初めて。生理周期は20代は教科書通りの28日周期で正確でしたが、最近は少し乱れがち(といっても多くて2,3日の前後のブレがあるのみ)。経血は少なめの方で、生理痛も重くないです。お薬なしでも全然問題なく過ごせる程度。

割と健康には気をつかってるほうだと思います。

最初に異変に気付いたのは12/15。
生理予定日までまだ1週間くらいあるのに少量の出血があり、「まあ、たまにはこんな事もあるか」程度に思っていたのですが、生理初日くらいのごく少量の出血のみで、翌々日には出血が止まってしまい、「なんだこれ??」と思ったのをよく覚えています。

同時に、その出血が収まったあたりから、なんとなくだるさや眠気を感じるようになり、夫にその事を話したところ、もしかしたら「着床出血」というものだったのかもしれないという話になりました。

ということは、妊娠では・・?と二人で色めき立ちましたが、妊娠検査薬を使うには日数が早すぎるため、まだ真偽はわからず。
しかしこのころからつわりは始まっていたようで、だるさ、頭痛、下腹痛、眠気や食欲不振などの体調不良が続きました。

妊娠検査薬を使ったのは12/24、はからずもクリスマスイブ。
会社から帰ってきて、二人で夕飯を食べ、トイレで検査薬を使いました。
もうこの頃には妊娠はほぼ確定だと思っていたので、確認の気持ちで使用しました。結果は陽性。夫にもすぐ結果を伝え、二人で喜びました。

夫のこうゆうセンス、嫌いじゃない

まさか私が妊娠するとはなー。という驚きと、これから大変になるぞ、という不安もあったのですが、妊娠できたことは素直に嬉しかったです。

ただ、着床出血(と思われるもの)が止まった数日後から少量の出血がほぼ毎日続いていたのが気がかりでした。
この時の出血の量はごくごく少なく、おりものに血が混じっている程度で、下着に少しつくくらいのものでした。
心配してネットで「妊娠初期 出血」などで検索して調べましたが、そういう人も稀にいます、という記述が多かったので「まあ大丈夫だろ」くらいに気楽に考えていました。

妊娠検査薬の陽性を確認してから、何かマタニティ関連の本を買いに行こうと近所の大きな本屋さんへ夫婦で向かいました。

そこで見つけたのがこの分厚い本。
技術評論社「日めくりマタニティブック」!!
妊娠0週〜出産、出産後までの1日ずつの流れと様々なトピックがびっしり書かれたイギリスのマタニティ本の日本語翻訳版です。
とにかく情報量がハンパなく、ためになる事がたくさん載っているのでおすすめです!読みきれないくらい!読めない!
マタニティ本はママ向け、つまり女性向けの本が多く男性が読みやすい本が少ない中で、この本は男性も読みやすく、妊娠・出産に関して興味を持てる内容だと思います。

そして12/28、近所の産婦人科へ最初の検診。
土曜日だったので夫にも付いてきてもらいました。

ここの産婦人科以外にもいくつか候補はあったのですが、
・家から徒歩で来れるほど近いこと
・ネットの口コミを見ると賛否両論あるが、否の意見は「先生が無愛想」という点だけで技術的な問題は起きていないと考えたから
・夫が会社の女性社員によい産婦人科はないか、と聞いたところ、この産婦人科がおすすめされたこと

でも一番は家から近かった事でした。
何かあった時にすぐ来れるのは心強いですからね。

初診なので問診票をまず記入し、検尿・体重測定・血圧を測り、しばらくロビーで待ってから名前を呼ばれます。
検診が始まり、下半身だけ裸になって検診台に座ると、グイ〜ンと椅子がスライドして強制的に足が開いた状態に。
初めての時はなんだか恥ずかしかったんですが、2回目以降はなんとも思わなくなりました。慣れってすごい。

先生には
・12/15に着床出血らしきものがあった事
・妊娠検査薬は陽性が出た事
・しばらく少量の出血・おりものがある事
を伝えました。

「あーたしかにちょっと出血があるね。ちょっと取り除くねー」
と言われ、なにか円錐形の金属でできた器具?みたいなのを入れられて中を耳かきっぽい器具でかりかり掻かれるような感触がしました(カーテン越しなので何やってるのかはこちらからは見えない)。そんなに痛いわけじゃないけど、なんかイヤな感じ。でもすぐ慣れます。

そのあと、何か細い棒みたいなものを入れられ、超音波で子宮内を診てもらうことに。

「うーーーん、小さいんだよね…画面見てみます?」
と言われ、見たいです!と言うとカーテンをちょっとずらしてモニターを見せてくれました。

モノクロの画面の中には胎嚢(胎児を育てる袋)らしき黒い点が!
しかし先生はちょっと言いづらそうな感じで
「ちょっとこの時期にしては小さいかな…」
「妊娠は、確実にしています。でも胎嚢が小さすぎて、胎芽(胎児の元)が確認できないので、今の時点では何とも言えません」
と、あまりおめでたい感じの言葉は出てきませんでした。

しかも
「あとここの影、これ子宮筋腫ね。こことここと、いくつかありますね。」

これは本当にびっくりしました。私は婦人科系の健康状態には自信があったので、まさか筋腫が見つかるとは…。
でも、先生に聞くと筋腫自体はよくある事で、いますぐ取らなくてはいけない、というものではないと言われ、ちょっとホッとしました。
筋腫がある場所によって危険度が変わるそうで、最終的に私の場合は経過観察で大丈夫と判断されました。
ただ、この日の時点では筋腫の状況を詳しくは調べられなかったので(たぶん胎嚢の状態がよくなかったんだと思います)、まずは妊娠の状態を優先して診断をしてもらいました。

そんなに力いっぱい押さなくてもよくない?

先生から言われたことは、
・尿検査の妊娠反応が薄い
・でも妊娠は確実にしている
・週数からするともうすこし胎嚢は大きいはず
・少し出血もしているのが気がかり
・年末とお正月は、ほぼ寝たきりのつもりで安静にすること
・出血がおさまらなければ、仕事もしばらく休んだ方が良い
・筋腫の存在も気になるが、今の段階では胎嚢にどう影響するか分からない
こんな感じでした。

本当は検診の後、夫婦でジムに行こうとしていたのですが、運動も絶対だめ、とのことだったので、そのまま買い物をして帰ることに。。。
クリスマスケーキをまだ食べていなかったので、駅前でケーキを2つ買って、家で妊娠のお祝いがてら二人で食べたのですが、不穏な結果を聞いて気落ちしてしまい、なんだかあんまりおめでたくない雰囲気となってしまいました。ケーキはめっちゃ美味しかったけど。

そして年末〜お正月にかけ1週間以上、実家へのご挨拶もキャンセルし自宅で安静にしていました。