不安な気持ちを抱えて迎えた2020年。
年末年始を寝て過ごしたおかげか、年が明ける頃には断続的に続いていた出血が止まりホッとしました。
1/6、会社を休んで二度目の検診へ。
前回の検診の帰りに受付の女性から、「市役所で母子手帳と妊婦健康診査(妊婦健診の費用を控除してもらえるクーポンみたいなもの)をもらっておいてね」と言われていました。これがあれば、検診の費用が安くなると聞いていたので、ならば先にもらっておこうと市役所へ。
窓口受付開始時間ぴったりに到着。年明け一人目の母子手帳交付だー!なんてちょっとウキウキしながら窓口へ。
ここで職員の女性が「おめでとうございます」と言いながら母子手帳と妊婦健康診査の冊子など、いくつか書類を渡してくれました。
初診の結果や、体調不良で楽しめなかった年末年始で気持ちが暗くなっていたなか、このときの「おめでとうございます」の声でやっと「ああそうだ、おめでたいことなんだよな、嬉しいな。」としみじみ感じることができました。

そして2回目の検診。
前回同様、尿検査と体重・血圧測定の後、検診台で超音波検査をしてもらいました。
先生は「うーーーーん…」と言ったまましばらく黙り込んで、しばらくして「見てみる?」とカーテンをずらしてモニターを見せてくれました。
画面には、前回よりちょっと大きくなった胎嚢らしき黒い影が。
(よかった、ちゃんと成長してる!)と思ったのもつかの間、

覚悟はしていました

うすうす覚悟はしていましたが、やはり胎児は育っていないとのこと。
胎嚢は若干大きくなっていても、胎児の元である胎芽が確認できず、胎嚢の大きさも順調であればもっと大きくなっているはず、とのことでした。

検診後、「まだ週数も浅いし、もしかしたらここから盛り返せるかもしれないけど、可能性は低い。まだ確定はできないけれど、流産になる可能性が高い。」と説明を受けました。

最初の検診から、その可能性を覚悟していたとはいえ、現実を突きつけられて軽く放心状態のまま帰宅。
バッグに入っていた、もらったばかりの母子手帳を見てわっと涙が出てきました。悲しいというより、楽しみにしていた事を取り上げられたような気持ちがして、その日は何も手につかず夕方になるまで毛布にくるまってふて寝していました。

夜になって夫が会社から帰ってきたので、検診の結果を報告しました。
つい涙声になってつっかえながら話してしまいましたが、夫も流産の可能性は覚悟していたようで、驚いたふうもなく、冷静に聞いてくれました。

ほんとにスーパー良い夫

先生は「30代の妊婦の5人にひとりは流産になる可能性がある」と言っており、実際私の周りでも何度か流産経験のある人の話は聞いていたし、それ自体は珍しいものではないと覚悟していました。
が、いざ自分が当事者になると、何が悪かったのか、自分の体に原因があるのではないか、といろいろ考えてしまいました。
私の場合、初診でみつかった筋腫の存在も恐怖で(結局たいしたことなかったのですが、この時はまだどうなるか分からなかった)、今後どうなるのか、不安で仕方なかったです。

今回は残念だけどしょうがない。安全に流産できるよう、無理しないでその時が来るまで準備するしかないね、と夫婦で話し、その日は眠りにつきました。