2/3、流産前最後となる検診に行きました。
この頃からごく少量の出血が始まっており、体が胎児排出に向けて準備している感覚がしていました。超音波検診で子宮を見てみると、先週まできれいな楕円形だった胎嚢がくちゃくちゃに形が崩れていました。
先生いわく「もういつ出てきてもおかしくない」とのこと。

もう手術を受ける覚悟もできているので、手術日の予約をお願いしました。
仕事の関係で1週間後の2/10に予約したいと話したところ、
「1週間後かー、その前に出ちゃうかもしれませんね。」
とちょっと困った顔をした先生。

(自然に出てしまえば、激痛と噂の前処置をしなくて済む!)
先生からそのことを聞いたとき、頭にはこんな考えしか浮かびませんでした。ネットで掻爬手術の体験談ブログをたくさん読んだのですが、前処置が激痛で辛いという内容が多くて大変恐怖に感じていたもので…。

早めの日を進める先生には「2/10で!」と半ば押し切る形で話を進め、希望通りその日に手術の予約をいれました。
掻爬手術は全身麻酔で行うため、前日の準備(絶飲食)や当日の持ち物、注意点などが書かれた紙をもらい、合併症のリスクなどの説明が書かれた用紙と手術の合意書をもらって帰りました。
帰り際、「ほんとにいつ出るかわからない状態だから、何かあったら連絡ください。」と先生に釘を刺されました。

それから数日間はいつ出てくるか、と心底ヒヤヒヤしながら仕事に行っていました。

2/2,3はおりものシートでなんとかなるくらいのごく少量の出血だったのが、2/4には断続的にジャム状の出血が出てくるように。量的にはまだ少ないのですが、「さあ、流産が始まるぞ!」という感覚を感じていました。
そして流産前日の2/5、会社のお昼休みで外に出た私。
横断歩道を渡り始めたところで信号がちょうど点滅し始め、あわてて小走りで渡ったときでした。

下腹部にピリッという痛みが走り、どろっと多めに出血した感覚が!
やべー、始まったか?と思いつつ、お腹が減っていたのでつわり中よくランチに通っていたカフェに急ぐ私。とりあえず腹ごしらえだ!

ランチ後、会社のトイレで確認するとやはりいままでにない出血量!
これは今日中に出てくるかもしれない!と感じました。

上司に早退の連絡をしたところ、大事をとって明日、明後日はお休みして良いと言われました。ほんと良い上司!やっぱり先に現状を説明しておいてよかった…。理解のある職場ってありがたいです。
話している間も出血している感覚があったので、これはやばいと早々に帰りました。
まだ「普通の生理時の2日目」くらいの出血の感覚で、すぐに流産本番が始まるとは思えなかったのですが、いつ出てくるかわからないので帰りの電車でも気が気じゃなかったです。

15時ごろ帰宅し、すぐさまトイレへ。やっぱり多めに出血している…
しかしその後は出血が止まってしまい、「もしかして勘違い…?」と後悔と恥ずかしさが混み上げてきました。
でも早退しちゃったのはしょうがないし、明日明後日はお休みもらっちゃったから、とりあえず無理をしないでゆっくりしてればいいや…なんて思いながら過ごしました。

そして21時ごろ、お風呂に入ったとき事件が起きました。

私は生理中でも湯船に浸かりたい派なので、いつもタオルをあてがって湯に浸かります。この時も、出血があるかもしれないので念のためタオルをあてて湯船に浸かっていました。

体が温まってくると、湯船のお湯がなんか赤いような…
最初は目の錯覚かと思ったのですが、明らかに赤い!タオルを通り越して血が流出している!

やべー!とあわてて湯船から出た途端、どぱっと吹き出すように大量のレバー(血のかたまり)がぼとぼとと足元に落ちた!

戦慄の瞬間

叫びました。びっくりした。こんなにいっぺんに出血したことがなかったので、衝撃の感覚でした。量的には両手で大事に水をすくう時の量くらいの血のかたまりと、サラサラの血がマグカップ1杯くらいでしょうか。
しかし特に痛みはなく、貧血も起こさなかったので、とりあえず髪をすすいで体を洗い、下腹部はシャワーを当てて血を洗い流し…

血の海になってしまった洗い場をきれいに掃除し、血に染まった湯船の湯を捨て、次に入る夫用に新しくお湯を張り直しました。

夫に報告し、今夜あたり出てくるかもしれない、何かあったら起こすね、と話して就寝しましたが、結局大した出血はありませんでした。
ついに流産が始まるという緊張のためか、この日の夜はあまり眠れませんでした。