手術の直後一時間くらいは、まったく身動きできずただ天井を眺めていました。


半分目が覚めてて半分寝ているような、短い夢を目を開けたまま何度も見て目が覚めて、を繰り返す不思議な感覚。

寝ては覚め寝ては覚め

看護師さんが時々来て、装着したナプキンを確認して出血の具合を見てくれます。
看護師さんは慣れてるんだろうけど、他人にパンツの中を見られるのはちょっと恥ずかしかった。


看護師さん曰く、手術はうまくいったようで、出血も少なく、問題なさそうとのこと。
動けるようになったら、テレビを見てていいからね。とリモコンを顔のそばに置いてくれました。

カネオくんに癒される私

意識がはっきりして体が動かせるようになると、麻酔が切れたためかお腹が痛くなってきました。

子宮が絞られるような、ぎゅーっという感じの、生理痛をきつくしたような痛み。
しかし時間が経つにつれだんだん痛みも和らいできて、夫が迎えにきてくれる頃にはいつもの生理痛程度の痛みに。

11時半頃、夫が産婦人科に到着。
抗生剤と痛み止めの薬をもらい、お会計をして帰ることになりました。

手術代がいくらになるか、ちょっとドキドキしていたのですが…
なんとお薬含めて2万円也!
5万円持ってこいって言ってたけど、なんか安くないか?
ネットでいろんな人のブログをみたけど、だいたい平均4万円くらいかかってるのに…


これは、前処置をしなかったことと、麻酔を弱い薬に変えたために安くなったと思われます。たぶん。
状況によって処置の方法が変わるだろうから、流産手術でいくらかかるのかは終わってみないとわからないんだろうなあ。

お腹も痛いし出血もあったので、帰りは徒歩ではなくタクシーで帰りました。
麻酔の効果が残ってるかもしれないしね。
無理は禁物…。

昨晩から飲まず食わずだったので、帰宅してすぐにお水を飲みビスケットを数枚食べました。お昼は夫にうどんをつくってもらい、食後に抗生剤と、まだお腹の痛みがあったので痛み止めを飲んで、午後はひたすら暖かくして横になっていました。


手術直後は、流産とはいえ立派な「産後」状態。
しばらくはひたすら体を休ませよう。
年末の正月休みに入る日だったので、ちょうど良いタイミングでした。

そして久しぶりに不安のない眠りにつけるよろこび!
麻酔が完全に切れていなかったからなのか、つわりが終わっていないのか、この日はまだ気持ち悪さが残っていました。
ただ、無事に手術が終わったという安堵感で気持ちは晴れやかでした。

翌日からしばらくは、夜になるとおなかがきゅーっと痛くなることがありましたが、痛み止めを飲むほどでもなく、結局痛み止めの薬は手術直後のお昼に飲んだきりでした。
ちゃんと休養できたおかげか、術後にしばらく続く出血(悪露)も大して多くなく、お腹の痛みは日が経つにつれ和らいでゆき、1週間経つ頃には出血もなくなりました。

2020年、2回の流産で自然流産と手術での摘出の両方を経験したわけですが、体の回復スピードは今回の方がだんぜん早いです。
1週間寝たきりで過ごすハメになった、前回の大出血がいかに身体に負担をかけていたかが分かりました…。

なお、これを書いている現在、手術から3週間程度経過しており、すっかり元気になりました。

もうしばらくすると普段通りの生理が始まり、今回の妊娠が終わったことになるそうです。はーやれやれ。

前回の流産のときもそうでしたが、流産してから数日経ったタイミングで、

あ〜もうお腹にいないんだな〜
出てっちゃったんだな〜

という気持ちがふっと湧いてきて、たまらなく寂しい感覚に襲われました。


ほんの2ヶ月間とはいえ、お腹の中に何かが居たわけで、それが出て行ってしまった、もう空っぽなんだ、と子宮と脳が認識するからなんでしょうか。

私の場合、根がドライな性格のせいなのかこの感覚は数時間で消えてしまいたいしてダメージは受けなかったのですが、他人によってはメンタルをやられてしまうと思います。


身体を休めることも大事ですが、メンタルも回復するまでは、無理をしない方がベターだな、と思いました。

これで今回の流産のお話は終わりになります。
流産になってしまったのは残念だけど、とりあえず無事に済んでよかったよかった。

手術直後に記念撮影した私の手↓

薬のせいでむくみまくり!